筋トレとかしていた話
今年から同居人♂と筋トレをしている。 丁度緊急事態宣言が出ているくらいの頃から毎晩家で自重トレーニングを始め、同居を解消してからも週4回くらいのペースでGoogle Meetsで会っている。
折角なのでどういうことをして、どういう効果があったのかを記録する。
何故やり始めたか
同居人がいきなり始めたのでなんとなく。よく考えると当時は1年前くらい(シナプスのMV撮ったあたり)からめちゃくちゃ太っており危機感を感じていたというのはある(元から痩せていたわけではないのだが)
結果
4月頃 72kgを超えている日もあったものの、12月は大体は62kgを切るくらいになったので、だいたい9ヶ月くらいで10kg痩せていることになる。今は適正体重っぽいのでこれをキープできれば良さそう。身体も明らかに標準体型になったし、俺ってこんな胴体細かったっけとなって楽しい *1
効果
- 睡眠が深くなった
- 明らかに精神的に安定した
- 自立感や自己肯定感が全く違う
- 疲れにくくなった
- 明らかに服とかのサイズが普通な感じになった
やっていたこと
主に腹筋、脚のトレーニング、HIITをメインでやった。1日20-40分くらいを週4程度。
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このあたりが自分には効果的であったと思う
その他食事として、一応食後にプロテインを取るなどしていた

ザバス(SAVAS) ホエイプロテイン100+ビタミン リッチショコラ味 【50回分】 1,050g
- 発売日: 2018/03/07
- メディア: ヘルスケア&ケア用品
恐らく気をつけるべきポイント
- HIITが時間対効果のコスパ最強過ぎ。心肺負荷をかけるというのがポイントっぽい。
- 腹筋、脚を鍛える (体内で筋肉の量が多い部位なので)
- カロリー収支を多少考える
- 腹一杯食わないとか、朝は適度に糖分摂りつつも菓子パンみたいなものを食わない(300kcalくらいに抑える、昼も家で食う時は多少自重する. 肉っぽいものは夜しか食べない)
つらかったこと
思ったより筋トレ自体がしんどいということはない。まあしんどいのだが、心肺機能が強化されてくるにつれ気持ち良く汗を流せるようになってくる。5, 6月頃、あまり成果が出ていない(見た目にも)時が一番しんどかった。やはり自分は頑張ってもダメで太っているとかぷにぷに過ぎるだろみたいなネガティブな気持ち。
もろもろ所感
ここまで日々数値を追って生活して成果を出せたことがなかったので、大きな成功体験と自己肯定感を得ることができた。起業家が筋トレする気持ち分かったし、何かしら長く続けたいと思っているならば確実に筋トレをするメリットがある。自分は今行っていること(音楽をすることやプログラム書くことや飲酒活動)を一切やめたくないので、そのための身体づくりだと思っている。
*1:7月ころがの減りがでかいがこの時はそこそこカロリー制限していたのでバキバキに痩せている。この辺りは夜にカロリーが不足する故か、か殆ど気絶するように寝ていた時期
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自分はかなり感情の振れ幅が大きい方で、これは完全に持病由来だと思っているのでこれ以上の改善は見込めないと結論付けている。
やはり何かしらの周期があるようで、めちゃくちゃ仕事にやる気になったり、一切なくなったり、音楽が楽しくなったり、嫌になったり、悲しいわけではないのに悲観的になって死にたくなることがある。この起伏には特に理由がなく、ただもっと高次元の何かに影響されてるんじゃないかと思う(そう思ったほうが楽)くらい自分には手出しができない。
「うまくやれなかった日」なんて、今まで何度もあったのに毎回新鮮さをもって突然やってくるから困る。これからそういう日が続くんじゃないかとか、自分がこれ以上成長することはできないんじゃないかとか、クビになったらどうしようとか、これ以上曲が書けなかったらどうしようとか単純な悲観のループに入ってしまう。 もう27になるのにこんなんの繰り返しである。
許しを請うかのようにとりあえず机に向かってみたり、DAWを起動してみるのだが、これが全く効果がなく苦痛の時間なのでもうしないことに決めた。 最強なときの自分も、できないときの自分も、等しく愛せるようになりたいものだ。
思い出泥棒
自分が所属していた名古屋大学フォークソング同好会という軽音サークルの夏合宿が中止になったらしい。
もう卒業して4年経つけれども未だに夏合宿行きたいな〜と思うくらいには名フォの一大イベントだった気がする。 これがね、今行っても流石に楽しめないな〜とか体力ないな〜とか言い始めたら完全に老いの宣言になるのでしないようにしたいです、はい
いつでもまた行きたいもんや。
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夏合宿は例年、8月末から5日間くらいの行事である。斑尾高原のホテルに泊まり、スタジオとして魔改造?されたホテルの部屋を使って一日中練習入ったり、酒飲んだり、斑尾高原で遊んだり、最終日のライブ演奏に向けて各々合宿しましょうみたいな趣旨のイベントである... バンドとはいえ何をやってもよく、アラブの謎音楽コピーしたり、ゆいにしおの曲でジュークフットワークやったり、楽しかったな……。あとrefusedとか。毎年MGMTのKidsやってたのもほんまいい思い出。
斑尾高原はほぼ4G回線が繋がらなかったような、繋がったような、曖昧だけどとにかくインターネット、SNSから隔離された不思議な空間だった記憶がある。 部員以外に誰に見せるわけでもないライブだったが、謎の「とりあえず音楽合宿しに来ている」という大義名分が俺たちを駆り立て必死に練習していた謎の時間…… 誰にもシェアできない思い出って良いなと思う。
中止になったと聞いて、正直昨今の若者にとっての新型コロナウイルスでの大きな損失は思い出だなと思ったりする。 自分は(前にも書いたかもしれないが)大学で出会った友人に非常に救われており、その場が名大フォークであった為、会ったこともない大学の後輩のことを考えて変な感情移入をしてしまう。 この歳になって幼稚な考えなんじゃねえか?とか、もっと社会的な損失に目を向けるべきとの内省が聞こえるが、やはり自分は若者の一瞬一瞬で大事な経験があると思う。 本質的に人生など酒のんで友達と遊ぶくらいが気楽で没入感を得られちょうどいいのである。 誰かに怒ったり、怒られたり、不安になったり、自我を守る為に牽制しあったりなど不要なのである。
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諸々落ち着いたらまた名古屋に行きたいなと思う。名大フォークにも顔出したいし。 もう今の大学1年生とは何も接点がないけれど、何も楽しくねーと思ってる後輩がいたらなにかしら応援したい、やっぱりオフラインにこそ特別な経験が待っているよ
sad and
表現しようのない不安感、閉鎖感を感じている。昨今のほぼ軟禁状態におかれる事情が影響しているのかもしれない。27歳になって、快い気持ちになることが少なくなったのかもしれない。 まぁ、元から セロトニン等の分泌が少ない などの原因もあるのかもしれないが、最近どうにも将来に希望が持てずにいる。(今のところ鬱のような症状はないし着実に生きることができてはいるのだが。)
この状況を打破するための試みの1つとして、つい5日前に髪をばっさり切った。サイドとか刈り上げてんのでマジで誰という感じになっている。そういえば2年ほど前も相当短くした(このときは+染めた)記憶がある。 *1
当時は色々開き直れて、立ち直れた気もするのだが今回はそこまでのカタルシスを得ることはできなかった。どうやら禊としての断髪は1度しか効果がないようだ。
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自分には明らかにイデアを知覚できた瞬間があると思っていて(哲学的な話高校で習ったきりなので間違ってたらごめんなさい) 説明しにくいけど 音楽で生きていくと思った
の投稿をしたフジロックのbonoboのライブの時、そこには本質的な楽しさがあったと思っている。
また、cllctv企画で名古屋に運転しに行った日と、sickroom EP作った時とか、由来の分からない高揚感でいっぱいで本当に楽しかった記憶がある。
改めて4/14 cllctv.企画 bookshelf vol.5 @鶴舞K.D.ハポン ありがとうございました。とりあえず4枚だけ。colormalタグ付けできんやんけ。@colormal pic.twitter.com/X0mXTDLYdU
— シガ (@shigaaaa21) 2019年4月17日
【RT希望】みつきゃすたーとイトウユキトのコラボ音源 「sickroom」です。3曲入り10分、あっという間でとっても切ない音源集。
— ykpythemind (@ykpythemind) 2016年9月30日
https://t.co/PHntIhti03
[web] https://t.co/qrqAd2wpxq #sickroom pic.twitter.com/ir34nhVkn3
その3つの例は自分にとって生きることの喜びの実体を感じることができた瞬間なのである。 自分のセロトニン受容体のヘボさ故か、大体同様のことをやってもその喜びを得ることができず再現性がない。自分の脳を騙すことが人生の1つの攻略法だとはおもう。
ロックの世界では27歳で死んだ人らが多いらしい。ついにこの歳になってしまったかという感覚がある。20くらいのときは27歳に憧れがあったものだが。 思うに、この歳になると若者としての一通りのことを経験し終えるのではなかろうか。一人暮らしや就職をして、税金や年金等を払う生活でぼんやり薄暗い将来が見えてきたり、仕事でも一旦自立して金銭的にも独立して、なんなら結婚して… などなど。これから人生に起こる新規性のあることは子育てくらいなのでは?と思うくらいいつの間にか経験しきっている。 不謹慎な言い方をすると、死ぬには適している歳だなと思う。そう思えることがある程度恵まれて生きてこれた証拠でもあるのだが。
では、これから何が刺激的で、自分が生きる意味とは何だろうと結論を出したくなってしまうのだが、やはりもがき続けるしかないのだろうと思う。 ある意味前時代的かもしれないが、答えのないことに関しては苦しみが続くものなのだと感じた。 むしろ、自分が常に「快」を感じることができるものを定義した瞬間に自分は終わると思っている。だから、他人から「子供ができたらまた変わる」と言われてもピンとこないし、どういう生き方ができたらゴールかみたいなことを一切考えられずにいる。(それこそ単に年収が上がっても解決できない要素が多い)
つまりこれからも悲しみは俺とともにあるってわけ。 よろしく!
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幸い自分の友人は似たような閉鎖感だったり、内省を持っている人間が多い気がする。 そろそろ友人たちと何らかのチャレンジをしたいねと言いつつ踏み出せないでいるこの頃。恐怖もあるがやはり資金力が足りない。 若者がなにか始めたいと思ったときに始められる世の中だと良いと思うが、なかなか今の日本だと厳しそうねと思ったり、自分が知らないだけか?とかまだ言い訳しているだけかもだとか色々あるが、「なんか面白いことしましょう」以上の具体的な案が出ていることのいくつか、実現できるよう進めていきたい今日このごろである・・・
*1:このへんに書いてある 恥ずかしい - 名古屋市同棲支援センター
良いデスクの条件が分かった話
デスク環境を改善することにハマっている。確実に友人の記事の影響だと思う
最近は、自分の机の高さが高すぎることに気づいてそれしか考えられなくなっていたので脚を別のものに換装してみた。
さっきから机作ることしか考えてない
— ykpythemind (@ykpythemind) 2020年4月26日
色々測ってみて気づいたんだけど机の高さ8cmくらい落とさないと適正にならなそう そのうち机は高さが大事だから今すぐ脚を切れみたいな記事書きそう
— ykpythemind (@ykpythemind) 2020年4月27日
机の脚変えたすぎて脚ポチったわ
— ykpythemind (@ykpythemind) 2020年4月27日
適切な机の高さを調べてみたところ、俺の場合は 身長168cmくらいなので66cmらしい。
ちなみに使用している机は以前サウンドハウスで購入した北欧のメーカーっぽいやつだが、73cmあったのでかなり高い。 (パッと見た感じ、市販のデスクは結構高さが70-73cmくらいのレンジのものが多い気がする)
今回は65cmの脚を買うことで天板と合わせて実質66cmくらいを目指してみる。
感想、高さがベストすぎてストレスが全くなくなった。のだが、脚の強度が弱いらしくタイピングするたびに結構机に振動を感じるようになってしまった。 あちらをたてればこちらが立たず・・・
したがって、良いデスクの条件とは
- 高さが使用者にとって適切であること
- 堅牢であること (振動したり動いてしまうものは駄目)
と定義することができた。
読者の皆さんも是非高さには気を配ってみてもらいたい。
わざわざドリルまで買って、今は泣きそうになりながらしょぼい記事を書いているので今回はこのへんで・・・
ディスプレイを買った
3月以降、昨今の事情でほとんど家から出ない生活をしている。
リモートワークの時間が長くなるほど自宅の部屋に投資するコスパが良くなってくると思う。 Macbook pro 16inchモデルを購入したのをきっかけに、4kディスプレイを買ってみた
なんで俺の写真いつも白飛びしてるんだろう。
購入したのはこれ

LG モニター ディスプレイ 27UL850-W 27インチ/4K/DisplayHDR400/IPS非光沢/USB Type-C、DP、HDMI×2/スピーカー/FreeSync/高さ調節、ピボット
- 発売日: 2018/12/13
- メディア: Personal Computers
の要件で絞ったので、少々割高感はあるが結果としては大満足である。裏に usb 3.0 typeA の端子が2つあるので何気にUSBハブになるのも良い。
また、ディスプレイを効果的に使うためにモニターアームとPCスタンドを購入している

Amazonベーシック モニターアーム シングル ディスプレイタイプ ブラック
- メディア: Personal Computers
モニターアームは初めて買ってみたがめちゃくちゃ快適で、何故もっとはやく買わなかったんだろう。ヌルヌル動く。 (嬉しい誤算だが、机の上にiMacを置かなくなったことで共振が減ったからかモニタースピーカーの音が数段良くなった)
全体的にそこそこ奮発して購入したが満足度が高い買い物であった。これからどれくらい全人類が引きこもり生活を強いられるのか分からないので、とにかく自宅環境に投資すると良いと思う
宇宙・裏切り・怒り・ときめき
「宇宙・裏切り・怒り・ときめき」という5曲入りのEPを配信開始した。
各ストリーミングサービスで配信されるはず。
全て、ライブでやるのか?やれるのか?やる気はないっぽいな?みたいな感じですごく満足してます。制作期間1ヶ月で4曲書いて録った俺を褒めてくれ… https://t.co/KTsd0TyMzg
— ykpythemind (@ykpythemind) 2020年1月16日
制作はかなりタイトなスケジュールで、1月18日(もう明日ですね)にcllctv企画があるので、それに合わせて音源を出そうと思ったのが年末、それからレコーディング・ミックスを含めて一昨日完パケした。達成感を感じつつも既に後悔ポイントは多数あり、次回作への意欲が芽生えている。 とはいえ「宇宙・裏切り・怒り・ときめき」を完成できたことが自分にとって大きな糧になったと感じている。今回はその理由について書こうと思う。
2019年は怒りの年だったかもしれない。プライベートでは大きな変動もなく自分らしい1年だった自負があるのだが、思ったよりもパブリックな場所で怒りを感じる/表現することが多かった。
「宇宙・裏切り・怒り・ときめき」のコンセプトとして第一に「曲聞けばわかると思うけどあんまりバンドでライブする気ない。良い曲を書くことのみが俺たちの正義」みたいな過激なものが挙げられる。(正義はジャスティスって読むタイプのそれです) そのコンセプトに至るきっかけはやはり某ライブハウス案件と、退職であろう。
この件以来ライブをすること/見に行くことに対して常に後ろめたい葛藤を抱えてしまっていた。 5月に出した「サウンド・リクルーティング」アルバム制作でも同じような落胆を得た出来事があり、自分以外の人間の手が入ることによって自分の大切なものが破壊されたり、輝きが損なわれてしまうことがとにかく苦痛であった。 もちろんここまではただ他責にしているのみであるし、もっと演奏が上手ければとか、社会性があればとか、そういう反省はある。しかしながら最終的に行動した内容としては「じゃあ全部自分でやるし」という独りよがりだった。
秋になり、件の怒りは薄れていたところで次の怒りに直面することになる。
自分は2019年末をもって前職を退職している。前職では自分はとあるスタートアップの開発責任者であった。聞こえは良いが、スキル的に常に不安を感じていたし、泥臭いことも多くあまり誇れるものではない。ただ良い経験ではあったし、働くことは楽しかった。 今まで何度か退職を経験しているものの、今回の大きな理由は代表との関係性だ。詳細は省くが自分はある種の不義理さや嘘に耐えられずにほぼ人間関係を理由に退職してしまった。 退職を決め、会社を休み転職活動をしているときは常に焦りと怒りを感じていた。この時はひどく不安定であり、人に当たり散らしてしまったり自暴自棄になったりと散々だった。
その日々で、ふとPCに向かい音楽を作ったり、鍵盤を弾く時間が増えた。2018, 19年は「なぜ音楽をやるのか」「自分には才能があるのか」「友人はもう自分のことなど聴いてくれないのではないか」「友人はもうとっくに次のステージに進んでいる」……そういう迷いばかりで全く楽しくなかったはずだが、この時はただただ無心でやることができた。気づいたら色々できていて、音源が形になりそうなことが分かったとき自分はまた音楽に救われたと思った。俺は結局、何かを1から作るときの再現不可能な瞬間が好きなのかもしれない。タイトルは「宇宙・裏切り・怒り・ときめき」しかないと思った。
新しい職が始まりつつもレコーディングをしなければいけなかったタイトさ以外はとても楽しく作ることができた。アナログシンセの割合も増した故か、生き生きしている。歌詞もとても好きだ。
ときめきは悪魔が仕掛けたような明るさ
去年は怒ること、その結果悲しくなることも多くあったけれど、結局善く生きるには腐らずにやっていくしかないと思っている。何かを表現しないと始まらないのだから。俺はバンドメンバーのみならず、友人のてっちゃん(OtkFromHell)のギターやmeiyo氏のリミックスなどの力を借りて「宇宙・裏切り・怒り・ときめき」を発表できたこと、自分が創作を楽しめたことが何よりの誇りだ。